プリプリモチモチが人気の生パスタ。業務用生パスタを選ぶ際には、食品添加物や使い勝手などにも注目してみましょう。
生パスタに使われている着色料には紅花黄があります。紅花黄は、素材は天然ではあるものの色を抽出するまでに化学物質を添加しています。
製造過程でどんな化学物質が使われているのかは記載されていません。
着色料は見栄えを良くするためのものですが、本来の小麦粉の色はそこまで不自然なものでもありません。
自然なパスタの味を楽しむのなら、着色料が含まれていない製品がおすすめです。
冷凍の生パスタには、レンジ用の製品もあります。こうしたレンジ用の製品は、ソースも和えられている1食系の完成形タイプに多く見られます。
サイドメニューで取り扱っているお店などでは、こうした調理済みパスタは提供に時間もかからず作業も楽となります。
また、客層や提供時間に臨機応変に対応できるように少ない量で調理できる製品として、バラ凍結されているタイプもあります。
使いたいときに使いたい分だけ使えるように小分けされていれば、時間短縮だけでなくフードロスにもなります。
生パスタには、腐敗を防ぐための食品添加物・ph調整剤が使われています。これには34種類の化合物が指定されており、どんな成分を何種類使っているのか消費者にはわかりません。
この種類の中にはリン酸塩が含まれており、これはカルシウムの吸収を低下させることからも骨粗鬆症の原因になると言われています。
そのため、ph調整剤が使われていない製品の方が安心といえます。
質の悪い生パスタだと、茹でたらのびすぎてしまったり、くっつきやすいなど、使い勝手や食感も悪くなります。
これではお客さんからの評判も悪くなり、リピーターを作るのも難しいものに。心地よい歯切れや弾力、のびにくい質の良い生パスタを選ぶのが大事です。
メーカーによっては、生パスタを塩ゆでして急速冷凍することで、維持耐性を高めている製品もあります。食感も良いといいことづくめですので、そうした製品を選ぶと安心です。
業務用麺を検討する際、NB品を導入するにしても、オリジナル麺を開発するにしても、麺の種類が多い製麺会社を選ぶことで、理想に近い麺と出会うことができます。
業務用冷凍麺を販売・開発している15社のうち、冷凍麺の種類が豊富な会社と、開発の可否とロット数の記載が公式サイトに記載のある会社をそれぞれ選定
(2021年3月23日時点)