冷凍麺・乾麺・生麺とある業務用パスタ。同じパスタでも保存方法や賞味期限、食品添加物の有無などが異なります。使い勝手も考えた選択が必要です。
茹でたパスタを、独自の冷凍技術で急速冷凍。おいしさはそのままに、調理時間の短縮と高品質のパスタの提供を可能に。
冷凍技術の発達からも、プレーンタイプや味付きなど、さまざまな冷凍パスタが販売されています。
一般家庭でも常備されることが多い乾麺パスタ。業務用スーパーでも人気の品となっています。
デュラム小麦粉と水でつくる乾麺パスタは、食品添加物が不使用な製品であることからも、業務用としても安心して使えます。
出来立てのフレッシュな状態で調理される生パスタは、モチモチ・プリプリ、素材の味が感じられるとして、カフェやレストランでも人気です。
ただ、生製品ということで食品添加物もたっぷり含まれていることもあるなど、選ぶ際には注意が必要な面もあります。
当サイトで紹介している製麺会社のなかから、業務用パスタを扱っている会社を紹介します。
厳選された材料と富士山のミネラル豊富な湧き水を使用するなど、素材に徹底的にこだわっています。レストランや喫茶店などでも使用しやすい生パスタを提供。さらに業務用のオリジナル麺の開発・製造にも対応でき、企業ごとのこだわりを詰め込んだ製品を提供してくれるでしょう。
厳選したイタリア産のデュラム小麦を使用しており、なめらかでコシのあるアルデンテになるように仕上げているパスタ麺を提供。安定した品質のパスタを提供できるだけでなく、ゆで時間の短縮にもなりつながり、素早くメニューを提供できる体制づくりに役立ちます。幅広いメニューに活用できるでしょう。
モチモチ食感が楽しめる「ブランリングイネ」と太麺タイプの「冷凍生パスタ」の2種類を提供しています。ブランリングイネは小麦ふすまと全粒粉を配合しており、ブランの風味を味わえる生パスタです。冷凍生パスタは伸び耐性があり、弾力の強いモチモチとした食感が楽しめるでしょう。
デュラムセモリナ粉100%のパスタ麺を提供しています。約30秒で解凍でき、アルデンテの仕上がりになっているので、素早く本格的なパスタをお客様に提供することが可能です。茹で上がったパスタを急速冷凍しているので、美味しさをそのまま詰め込んでいます。解凍した瞬間にパスタの香りが広がるでしょう。
「ゆであげ生パスタ」「SVスパゲッティ」などの商品がラインナップされています。自社の工場で製造しており、高い品質の商品を提供できるように心がけているでしょう。国内にある工場は国際的な食品安全マネジメントシステムであるFSSC22000を取得し、安全性にも力を入れています。
「マ・マー」「ディ・チェコ」など業務用だけでなく、一般的な知名度も高い会社です。日本だけでなく、海外にも関連グループを拡大しており、数多くの企業との取引実績もあります。押し出し製法によってモチモチ感を実現した商品やスチコン調理が可能な商品などを冷凍し、幅広い企業のニーズに合った商品を開発。
「オーマイ」「レガーロ」など誰しもが知っているパスタ商品を販売している会社です。ショートパスタやロングパスタなど幅広い商品を業務用に販売しており、冷凍スパゲッティや調理済み冷凍スパゲッティなども取り扱っているため、企業の要望に合った商品を提供しています。
高品質なデュラム小麦粉のセモリナを用いており、素材や製造にも徹底的にこだわったパスタです。弾力の強いパスタになっているでしょう。工場ではアレルゲン対策のために製造品目を特化しており、さらに小ロットからでもオリジナル商品の製造に対応しています。また冷凍生麺シリーズの製造も実施。
良質な材料にこだわっており、産地の小麦粉の特性に合わせた麺の製造を行っています。また製造された麺は成分分析・微生物検査などもしっかりと実施するなど、衛生管理と品質の向上に努めているでしょう。さらに専任の担当者が麺・水の温度を徹底的に管理し、製造から納品まで冷蔵庫・冷凍庫の管理まで徹底されています。
特に生パスタに力を入れており、厳選したデュラム小麦のセモリナを独自の方法でブレンドしています。たっぷり卵を用いた生地を作っており、野菜のペーストなども練りこんだカラフルなパスタなども製造。パスタの形状もフィットチーネやリングイネなども対応可能で、プライベートブランドのパスタ麺の相談にも乗ってくれるでしょう。
冷凍ゆで麺の製造を担っている会社で、冷凍スパゲッティや冷凍スパゲッティーニ、生スパゲッティーニ、ゆでたて生パスタフェットチーネを提供。原料や工程などにこだわった新しい麺の開発にも力を入れており、衛生・安全・品質など徹底した管理体制を整えています。
ランチタイムなど、特定の時間に大量のメニューを提供しないといけない場合、いかに効率的なオペレーションができるかが大事なポイントです。
お湯を沸かさなくても流水や電子レンジで解凍できる冷凍パスタなどは、時間短縮になります。
また、サイドメニューなどメインメニューでない場合は、少量に小分けされている製品、もしくはすでに調理済みの製品などが便利です。
乾麺パスタには保存料は使用されていません。生パスタには、保存料をはじめとする他の食品添加物も加えられています。
なかには、食品添加物を使用していないメーカーもありますが、保存期間が短いなど扱いが面倒なことも。
保存料不使用で生パスタのもちもちした食感、素材の風味やのど越しを提供したい場合は、冷凍パスタがおすすめです。
微生物が活動できない冷凍庫で保存する冷凍パスタは、保存料不使用で生パスタが楽しめます。
パスタは茹ですぎたり、時間が経つと延びてコシがなくなってしまいます。
最近ではメーカー各社の研究開発がすすみ、ゆで伸びがしにくく、時間が経っても食感が変わらない機能性パスタも出てきています。
茹で伸びしにくい製品を選ぶようにするといいでしょう。
業務用麺を検討する際、NB品を導入するにしても、オリジナル麺を開発するにしても、麺の種類が多い製麺会社を選ぶことで、理想に近い麺と出会うことができます。
業務用冷凍麺を販売・開発している15社のうち、冷凍麺の種類が豊富な会社と、開発の可否とロット数の記載が公式サイトに記載のある会社をそれぞれ選定
(2021年3月23日時点)