古くからある日本の製粉会社。「ニップン」や「オーマイ」「レガーロ」などの製麺は、一般家庭でも知られている有名ブランドです。
業務用製品では、製麺の他に小麦粉・米粉・上新粉・唐揚げ粉などの粉物や輸入食材、冷凍食品、アマ二関連やオリーブ果実マスリン酸などの健康素材など多種多様な業務用製品を取り扱っています。
製麺では、スパゲッティとパスタの乾麺と冷凍を製造・販売。乾麺タイプではマカロニやショートパスタなどもあり、厳選したデュラム小麦のセモリナを使い、こだわりの製法で作り上げています。
製粉会社として、麺の原料となる粉には、うどん用粉・中華用粉・そばつなぎ粉・パスタ用粉と種類も豊富に取り扱っています。
業務用麺として製造しているスパゲッティでもおなじみのパスタ用粉には、デュラム小麦を細かく粉砕「マルコ・ポーロ」、デュラム小麦のセモリナ「ジョーカーA」とあります。
ちなみに、製パンや菓子用の粉も種類豊富にそろっています。
1972年頃から、麺の良い生地を作ることを目的にした製麺システムの研究開発をスタート。
その3年後には、原料の小麦粉の供給から製品包装まで、連続自動化にした製麺製造システム「フロージェッター・システム」を開発しています。
1993年には、オーマイブランドのスパゲッティ製造を超高温乾燥方式のパスタ製造ラインに変更するなどの発展を遂げてきました。
創業は1879年と古く、実業家の雨宮敬次郎がアメリカ製石臼製粉器を導入して製粉会社を起業。当時の社名は泰靖社でした。
2020年までの社名は日本製粉株式会社で、2021年1月にニップンに社号変更しています。「オーマイ」「REGALO(レガーロ)」などのブランドが有名です。
業務用麺を検討する際、NB品を導入するにしても、オリジナル麺を開発するにしても、麺の種類が多い製麺会社を選ぶことで、理想に近い麺と出会うことができます。
業務用冷凍麺を販売・開発している15社のうち、冷凍麺の種類が豊富な会社と、開発の可否とロット数の記載が公式サイトに記載のある会社をそれぞれ選定
(2021年3月23日時点)